速球ぱらボルト

高専ロボコン2011 競技名「ロボ・ボウル」
【競技課題】
「ロボ・ボウル」。2足歩行のオフェンス・ロボットが、学生から受け取ったボールを、ディフェンス・ロボットをかいくぐり、チームメイトの学生に向けてノーバウンドでタッチダウンパスを送る。タッチダウンパスが成功するまでのタイムを競います。

【注目のアイデアは】
このロボットの最もユニークな点はボールの投球の方法です。その仕掛けは、まずアメやみかんを包んだハンカチをイメージしてみてください。そのハンカチの両端をつかんで勢いよく引っ張ると、包まれていた中身が飛び出します。その動きをオフェンスロボットに投球方法に応用しました。ロボットの場合は、飛び出す中身にあたるものが、アメリカンフットボール、ハンカチにあたるものがブルーシートになります。
ディフェンスロボット
「みどボルタ」
「速球ぱらボルト」2011.11.13撮影
オフェンスロボット
「ぱらボルト」
 
【高速度カメラによるボール投球瞬間を撮影】
 12月7日(水)、布引っ張りボール投球システム「包んでポン」の投球の瞬間を撮影しました。通常の映像では1秒間に30コマですが、このカメラでは500コマとなります。撮影した映像をゆっくり再生すると布とボールの動きがよく観察できます。
投球の瞬間(スチルカメラ撮影) 撮影の風景 高速度カメラ本体