高専ロボコン２０１９競技テーマ｢らん♪ RUN Laundry｣
ロボットの特徴
掛けつき(手動ロボット)	仲の良いキツツキの夫婦がモチーフで、メンバー同士の団結力を象徴しています。手動ロボットの役割は洗濯物の回収とＴシャツ掛けで、１，２回戦ではバスタオルの横掛けもできるようになりました。２分半で全ての課題をこなすための素早い足回りと小回りの効く小さな車体が特徴です。
干すばこ(自動ロボット)	キツツキ夫婦の子供たちが暮らしている巣箱がモチーフです。自動ロボットの役割はバスタオルとシーツを干すことで、全てのバスタオルとシーツを一度に装填するために四角く大きな車体となっています。見どころは、ロボット自体がピボットターン（くるくる回る）しながら、バスタオル4枚を次々に掛けるところです。
ハンガー、洗濯はさみ	ハンガーは前に押しロボットから落ちることでで竿にかかり、全てのＴシャツの向きがそろうように改良しました。洗濯ばさみは、押し付けると板状からカールする形状で、シーツに押し付ける事で竿に固定できるようになっています。
機構・動きなど	手動ロボットの前方および内部についたベルトコンベアで、洗濯物を自在に回収、排出できます。ロボット上方のらせん（アルキメデススクリュー）は、ハンガーを前に送り出してＴシャツを次々にかけていく機構です。さらに、このらせんにバスタオルを巻きつけることで、同一機構でのバスタオル横掛けを実現しています。
	左の画像の「ぱったん板」は回転するだけの板に見えますが、この機構一つでシーツ掛け、バスタオル縦掛け、横掛けのすべてを可能にんしました。また、シーツ用ぱったん板の両側には、コンパクトにまとめられた洗濯ばさみをつける腕とシーツを引っ張る腕がついており、シーツを、しわがなくなるまで広げます。
Ｔシャツ	キツツキ夫婦が、かつて作った巣が描かれています。今はすでに空き家となっている巣や、他の動物が棲みついた巣など、１枚かけるたびにお客さんが楽しめるような仕掛けにしました。